スープって美味しいですよね。丁寧につくられた澄んだブイヨンも具沢山なものも、温かいスープも暑い時の冷製スープも、私はどれも大好きです。
そんなスープが身体機能や認知機能を保つことに寄与してくれたら、一石二鳥ですね。
最近、そんなスープの本を2冊読みましたのでご紹介します。
今日はその1冊目、内藤勝行先生の著書『1日1杯 脳のおそうじスープ』。
「最近、なんだかぼんやりする」「物忘れが気になる」「もっとシャープに思考したい」
もしあなたがそう感じているなら、このおそうじスープをとることは、脳の健康をサポートする新しい生活習慣になるかもしれません。
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脳に溜まった「ゴミ」を美味しく洗い流す!『1日1杯 脳のおそうじスープ』レビュー
脳に「ゴミ」が溜まっている?!
「最近、どうも頭がスッキリしない…」「なんだか集中力が続かない…」と感じることはありませんか?それは、もしかしたらあなたの脳に「ゴミ」が溜まっているサインかもしれません。
先日もご紹介しましたが、近年の脳科学の研究では、漫然とした脳トレでは脳の一部分しか刺激できず、脳全体の認知機能の向上には繋がらないという学説が注目を集めています。
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ただ同じ脳トレを繰り返しているだけでは、脳の一部分しか刺激できていない。それはまるで、部屋の一角だけを掃除しても、全体の汚れはそのまま残ってしまうようなものです。全体の汚れを落とすには、年甲斐もないことをしてみたり、ワクワクドキドキするという脳の動きが必要だとか。
認知機能を維持向上するためのワクワクドキドキ以外の方法
でも、それ以外の方法はないの?という方におすすめしたいのが、内藤勝行さんの著書『1日1杯 脳のおそうじスープ』です。
この本でも、脳トレの効果には科学的根拠がないことが指摘されています。
そしてそれに替わる手段としてこの本で提唱されているのは、スープを食事に取り入れることで、脳に蓄積した老廃物、いわば「脳のゴミ」を優しく、そして効果的に洗い流すという画期的なアプローチ。
想像してみてください。温かいスープが体にしみわたり、同時に脳の細胞一つひとつの間から、たとえばアルツハイマー型認知症の一因と言われているアミロイドβが少しずつ排出されていく感覚を。それは、単に空腹を満たすだけでなく、心まで満たされるような、優しく心地よい体験でしょう。

『1日1杯 脳のおそうじスープ』は、最新の脳科学の知見を踏まえつつ、日々の食生活に取り入れやすい具体的なレシピを紹介しています。今日からあなたも、美味しく脳の「おそうじ」を始めてみませんか?
手軽に始められる「1日1杯」の習慣
本書で紹介されているスープのレシピは、どれも手軽に作れるものばかり。特別な食材や難しい調理法はほとんどなく、日々の食事に取り入れやすいのが魅力です。
トマト、大豆、桜エビ、すりごまなど、腸内環境を整える食物繊維が豊富な食材を中心に、オイルやスパイスが効果的に活用されています。これらの食材が持つ栄養素や成分が、脳の神経伝達物質の生成をサポートし、認知機能の維持や改善に役立つとされています。

調理法もとても簡単、トマトをおろす以外は、他の材料をチャック付き袋に入れて、手で砕いたり揉んだりするだけなのです。やってみたくなりませんか?
豊富なレシピとアレンジのヒント
『1日1杯脳のおそうじスープ』には、基本の「脳のおそうじスープ」のレシピはもちろん、一度作ったスープの素を冷凍しておいて、それに季節の食材をプラスして、更に体に良い効果を持たせたアレンジレシピなど、バリエーション豊かなスープが紹介されています。
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体調や好みに合わせて選ぶことができ、飽きずに長く続けられそうですね。
こんな方におすすめ
- 最近、物忘れが多くなったと感じる方
- 集中力や思考力を高めたい方
- 健康的な食生活に関心のある方
- 手軽に始められる健康習慣を探している方
まとめ
『1日1杯 脳のおそうじスープ』は、日々のスープを通じて、手軽に脳の健康をサポートできる一冊です。科学的な根拠に基づいたレシピと分かりやすい解説は、私たちの食生活を見直し、より健やかな毎日を送るためのヒントを与えてくれます。
ワクワクドキドキする運動機能&認知機能のトレーニングに加えて、脳のおそうじも早くに始めるに越したことはありません。
まずは「1日1杯」から、あなたも積極的に脳をリフレッシュする習慣を始めてみませんか?
