トリセツショー【石原さとみが毎日食べている納豆が進化?!納豆嫌いも驚きのワザに健康効果も!】2025年5月8日放送

TVレビュー

本日のトリセツは日本の伝統食「納豆」の新世界。

そもそも納豆は、健康効果が高く、うまみも豊富で美味しいという万能食。
でもネバネバが苦手、匂いが苦手というアンチ納豆派も多いですね。

本日の【納豆のトリセツ】は、アンチ納豆派も取り込まれてしまう、納豆の新しい魅力の世界に誘います。

まずは納豆の常識

納豆は、蒸した大豆を納豆菌で発酵させた日本の伝統的な食品で、独特の風味と強い粘り気が特徴です。

発酵の過程で大豆のタンパク質が分解され、アミノ酸などの旨味成分や、独特の粘り成分であるポリグルタミン酸が生成されます。

栄養価も高く、シニアにとっては次のように骨の健康や動脈硬化予防等に効果を発揮する、心強い食品です。

骨の健康をサポート

納豆に含まれる以下の成分は、骨の健康維持に役立ち、骨粗しょう症のリスク低減に役立つと考えられています。

  • ビタミンK2(メナキノン-7): 納豆に豊富に含まれるビタミンK2は、カルシウムが骨に沈着するのを助けるタンパク質(オステオカルシン)を活性化する働きがあります。これにより、骨の形成を促進し、骨密度の維持に貢献すると言われています。
  • カルシウム: 骨の主要な構成成分であるカルシウムも、納豆には少量ですが含まれています。しらすやゴマなど、他のカルシウム豊富な食品と合わせて摂取することで、より効果が期待できます。
  • マグネシウム: カルシウムの吸収を助け、骨の形成にも関わるマグネシウムも、納豆に含まれています。

血管や血液をサラサラに

納豆には、血管や血液の健康をサポートする成分も含まれています。

  • ナットウキナーゼ: 納豆特有の酵素であるナットウキナーゼは、血液中のフィブリンというタンパク質を分解する働きがあることが知られています。フィブリンは血栓の主要な成分であるため、ナットウキナーゼは血栓の形成を抑制し、血液をサラサラにする効果が期待されています。これにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスク低減に繋がる可能性があります。
  • 食物繊維: 納豆には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。食物繊維は、コレステロールの吸収を抑制したり、血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、血管の健康維持に役立ちます。
  • カリウム: 納豆に含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを排出しやすくする働きがあり、血圧の安定に貢献すると言われています。今話題のナトカリ比の改善にも役立ちそうですね。

こんな納豆の「新世界」とは。トリセツショーではどんな納豆が登場するのでしょう?!

【あしたが変わるトリセツショー】納豆が“ネバトロ調味料”に進化!驚きの健康効果も!

テーマは「納豆」の新世界。ごく普通の納豆が道具を使わず異次元ネバトロ食感に!さらに、納豆がトロとうま調味料に大変身!気になる健康効果の最新情報もお届けします。

まずは石原さとみの納豆テクニック!

美味健康!「納豆」の新世界!納豆大好き石原さとみが自宅でやっている納豆ワザとは?

石原さとみさんは、毎朝納豆を食べ、強いこだわりを持っているそうです。
スタッフも他で取材するよりも石原さんに聞いたほうが早いかも、と言っていた程。

まず石原さんはひきわり納豆派、叩いた梅干しに亜麻仁油を入れた納豆を、カメラマンさんも美味しそうに食べていました。

石原さんだけでなく、納豆へのこだわりがある2万人に聞いたりワザの中で、クローズアップするのは、かき混ぜかたでも、たれやトッピングでもない。その名は「納豆目覚めワザ」。

異次元のネバトロ食感「納豆目覚めワザ」とは?!

京都に納豆を目覚めさせる男性がいました。お洒落なセレクトショップの店主かと思いきや、納豆マニア、お店も「納豆のセレクトショップ」だったのです。納豆が好き過ぎて納豆マガジン(Amazonのサイトにジャンプします)まで出してしまったとか。そう、彼は納豆マガジンの編集長でもありました。

納豆マガジンは現在二号まで発行されています。
二号の特集は「ひきわりをあつめて」

ひきわりについての企画を筆頭に、納豆グラビア、納豆メーカーの取材、納豆小説などなど。上は東北、下は九州まで幅広く取り上げているそうですよ。納豆好きな人はもちろん、納豆嫌いな人にもオススメとか。かなり気になって調べてしまいました。
ひきわり好きの石原さとみさんも気になっているかもしれませんね。

これまで千種類以上の納豆を食べてきた彼が、ある工夫を施すことで、道具を使わずに異次元のネバトロ食感を生み出すことができるという「納豆目覚めワザ」を激推ししてくれます。納豆ご飯の味がいつもとは別物に激変する、“必食”のすご技です。

用意したのは普通の納豆を「目覚めさせたもの」、そして大匙1杯の水を入れてかき混ぜると・・・ふわふわの泡のような納豆に。

ズバリ納豆を目覚めさせる秘密は、「待つ」こと。
納豆を冷蔵庫から出して30分休ませるのです。

その目覚めた納豆に、大さじ1杯の水を加え、縦回転で混ぜると、フワフワの納豆の出来上がりです。


塩分や油分が入ると泡立たないので、たれや辛子は後で加えてくださいね。

ごはんにかけても美味しい
うどんにかけてめんつゆをひと回ししても美味しい
まぐろにかけても美味しい

調味料は少なくても美味しくいただけるそうです。
食べてみたいですね!

納豆は冷蔵庫から出してふたを外し、常温30分で目覚めさせましょう!

納豆嫌いも必見!!隠し機能:料理を引き立てる名脇役に大変身!

さらに、納豆をトロみとうま味を兼ね備えた二刀流調味料に導く、納豆嫌い必見の秘策も取り上げます。できあいの料理に少し足すだけで、普段食べている料理に新たな次元の味をもたらしてくれるのだそう。

教えてくれたのは名古屋大学大学院の横山教授。
納豆は世界中に存在していて、その数は11か国80種類以上。そしてその多くの納豆が、調味料として使われているそうです。

日本の納豆も調味料として使えるのでは・・・そこで見つけたのが納豆の専門店。
街頭で出会った納豆嫌いの人たちが皆、美味しい、これなら食べられるという料理の数々。

その秘密は、納豆は調理の後に入れ、70度を超えないようにしているということ。
納豆嫌いの人が苦手としているニオイが、70度を超えて加熱すると際立ってしまうのだそう。
後入れすることで60度代に抑え、さらにねばねば成分がふわふわとした食感を生み出すのです。

番組では納豆チャーハンのレシピが紹介されていました。ぜひ【納豆の取扱説明書】ご覧くださいね。

納豆の健康効果とは?!驚きの最新研究!

国立がん研究センターが行った研究、「大豆製品の摂取と死亡リスクの関係」によると、味噌や豆腐と比べてみても、納豆を摂取すると色々な死因リスクが下がることがわかったのです。

発端は、血液サラサラの薬であるワーファリンを服用している患者が、薬の効きを悪くしてしまう納豆を食べられずにガッカリしていることを何とかしたいと思った、筑波大学付属病院長の平松医師がマウスを使って行った研究。

この過程で納豆を食べたマウスを調べたところ、動脈硬化が抑制されていることがわかったのです。

これは、納豆菌が生きて腸まで届くことで起こった作用ではと考えられているそうです。

死亡リスクが低かった人が食べていたおすすめの摂取量は、一日半パック
健康効果の高い納豆をおいしく食べていきたいですね。

納豆で美味しさも健康も!

今日のトリセツもとてもワクワクしましたね。
冷蔵庫の中に納豆は入っていますか?
私は明日の朝、起きてすぐに納豆を取り出してふたをあけ、30分目覚めさせてから、早速朝食に頂きたいと思います!

やってみました!

番組では、バーナーで焼いても、液体窒素で冷凍しても、納豆菌は再び元気に増えていました。冷凍納豆をまとめ買いしておいてもいいですね。

ただし、番組内でも説明がありましたが、納豆に含まれるビタミンK2は、血液サラサラの薬と言われている、血液を固まりにくくする薬(抗凝固薬)の効果を弱める可能性があります。そのような薬を服用されている場合は、納豆の摂取についてかかりつけの医師に相談してくださいね。

NHKの「あしたが変わるトリセツショー」は、NHKプラスで1週間の見逃し配信が行われています。
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また、見逃し配信期間が終わってしまっても、NHKオンデマンドでご覧いただけます。チェックしてみてくださいね。
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